友の会さんの「家事家計講習会」に参加しま した!

私は「友の会」のメンバーではありませんが月刊誌「婦人之友」を愛読しています。
最近ではNHKあさイチでスーパー主婦として友の会の方が紹介されたり、羽仁もと子さんが1904年に作られた「家計簿」も紹介されていますから「友の会」や「婦人の友」についてご存知の方もいらっしゃるかもしれません。 

私は自分なりの使いやすい家計簿をつけていますが、一度、友の会の「家計簿」についてもきちんと学びたいと思い今日は「家事家計講習会」に参加してきました。 会場は学生時代の家庭科室のような雰囲気で懐かしい気分になりました。
1日に必要な栄養摂取量を考えた献立、丁寧に作られた手芸品、環境を考えた取り組みについてなどが展示されていたからです。 

「友の会」のメンバーの方が次々に食や家計についてお話して下さり、真摯で丁寧な暮らしをされているご様子が伺えました。羽仁もと子さん創案の「家計簿」は予算を立ててそこから実際の費用を引いていくタイプです。その為にこの時期に来年1年間の予算を各費目ごとに立てるのですが、理想とする金額を入れていくと、たいてい収入より多い金額になってしまうそうです。ですからそこから工夫して節約できることを考えたり本当に必要でないモノの購入を控えることを考えたりして収入に見合った予算を立てていきます。 

そんなお話を伺いながら「整理収納」に共通するなあと思いました。「適正量を決める」ことについて以前ブログで述べましたが、限られた収納スペースに見合った適正慮を決めることも予算立てに似ていると感じたからです。
「食」についての適正量は健康を維持する栄養摂取量を考えることが大切ですが「衣」「住」に関することは家計の予算内で購入することだけでなく、本当に使うモノで維持管理が十分できるモノだけを購入し、尚且つ収納スペースに出し入れしやすい量が適正量なのです。 

みなさまも来年の家計の予算を立てるとともに、この時期に我が家の「衣」や「住」のモノの適正量を決めていきましょう!