整理収納の講座中によく出る質問です。
「実家がモノだらけで困っています。
何とか少しでもモノを減らしてスッキリ暮らしてほしいのだけれど
いつもその話になると『放っておいて!』と
親に言われて、ケンカになります。
どうすれば少しでも親の家を片付けられるでしょうか?」と
アルアルですよね~。
息子や娘は遠慮なく
「もう、こんなモノ、使わないでしょ!」
「まだ、こんなモノを持ってたの?」
など、結構平気で言ってしまいます。
でも親世代には親世代の言い分がありますよね。
苦労して手に入れたモノかもしれないし
誰かとの思い出がよみがえってくる大切なモノかもしれないですしね。
また、捨てないといけないと分かっていても(たとえ息子や娘であっても)
他者から言われたくないだろうし
親に向かってそんな言い方はないだろう!と
腹立たしく思ってしまうこともあるでしょう。
それらの気持ちを受けとめて
「できるだけ長く、元気に、住み慣れた家で暮らすために、モノを減らしてほしい」
ということを上手く伝えられると良いですね。
私が人生の先輩方のお住まいの整理収納に伺う時は
「安心」「安全」「健康」の3つのキーワードを持って
理想の暮らしについて、まずお話をゆっくり伺います。
すると
「そうやね。
安心して安全で健康的な暮らしを目指したいね」と
整理収納にとても積極的になって下さいます。
「いやいや、それは他人だから素直に聞いてくれるんよ」との
お声が聞こえますが(笑)
確かにそうですよね。
だから、整理収納アドバイザーに依頼して来られるのでしょうから。
でもでも、
私は一応プロですから、私自身も親の家を片付けることに
この夏、取り組み始めました。
次回は
私の実家を片づけたお話をしますね。